★//:_¿? just two of us !!/:_♡
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夜の帳が静かに降りる。 窓の外には、光を滲ませる街灯と、眠りに落ちかけた町の輪郭。室内の灯りはひとつだけ、小さなスタンドが淡い光を落としている。まるで音楽のイントロのように、静けさが空気を満たしていた。 時計の針は、もうすぐ深夜を示す。風も止み、世界はまるで息をひそめているかのようだ。そんな夜にこそ、心は研ぎ澄まされ、ほんの些細なことがやけに深く、胸に染み込んでくる。 ふたりだけの時間。誰にも知られず、追われず、語られずに存在している小さな宇宙。明かりのもとで読みかけの本を閉じ、呼吸を合わせるように、ただ同じ夜を見つめている。言葉はいらない。目の奥に漂う静けさが、すべてを語っていた。 かつてはもっと賑やかだった夜もあった。笑い声と、約束と、叶わなかった夢のかけら。けれど、それらは今、夜の底に沈んでいる。まるで波がさらっていったように、静かに、なめらかに。 残されたのは、触れるたび壊れそうな繊細さと、それをそっと包むようなやさしさ。儚いからこそ、尊くて、美しい。未来が見えないからこそ、いま目の前にいることの意味が強くなる。 硝子のように透き通った夜。 カーテンの隙間から見える月が、ほんの少しだけ微笑んでいるようだった。世界は何も変わらないまま、ただこの瞬間だけが確かに、ふたりを照らしていた。 音もなく、旋律のように心が寄り添っていく。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 三大厨厳禁。 #k也#K也
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