世界の日の出まで
〜これは、ありふれた物語ではない〜
この世界は、一度その終わりを迎えた。
今からおよそ百年前、人類は突如として現れた「禍物」によって、滅亡の淵に追いやられた。彼らは、人の心の奥底にある「負」の感情が具現化した存在。絶望、憎悪、恐怖── それらが形を成し、無慈悲に人々を襲った。
街は瓦礫と化し、文明は崩壊した。人類は、生き残るために地下へ潜り、長い時間を闇の中で過ごした。
しかし、その暗闇の中で、希望の光は生まれた。
ある日、一人の人間が、禍物に立ち向かう特別な能力を発現させたのだ。その力を皮切りに、次々と能力者が現れ、彼らは人類を再び地上へと導いた。
これが、我々【調律者】の起源である。
現在は、百年前に比べて世界は落ち着きを取り戻し、人々は地上で暮らしている。そして今【ネオ・ルミナ】そう呼ばれている。
だが、禍物は完全に消え去ったわけではない。
そして、その脅威に対抗する【調律者】。
それも2つの道に分かれた。
一つは、国家が管轄する「禍物対策特殊部隊」。彼らは、規律と組織力を重んじる。すべての作戦は上層部の許可を得て、綿密な計画に基づいて実行される。彼らにとって、個人の感情は些末なこと。世界の秩序を保つことこそが、唯一絶対の正義だ。
もう一つは、「禍物ハンター組合」。政府の管理下にない、自由な「調律者」たちの集団だ。彼らにとって、重要なのは結果のみ。依頼を受け、禍物を倒し、その対価を得る。規律は存在せず、信頼できる仲間と自由に活動する。
この二つの組織は、それぞれが信じる正義のもと、禍物と戦っている。
あなたは、どの道を進みますか?
学生として学び、組織の一員となりますか?
一般市民として皆の生活を支えますか?
規律を重んじ、組織の一員として世界を守りますか?
それとも、己の信念に従い、自由に生きる道を選びますか?
物語は、まだ始まったばかり。
あなたの参加を、心よりお待ちしております。
ここまで読んでくれた方へパスコードを…
パスコードは 「陽の昇る先へ」
入室お待ちしております〜(見学・即抜け可)
#なりきり